ようやく夏木マリのニュー・アルバム「戦争は終わった」をじっくり仕事をしながら聴いた。自由が丘の山野楽器でポイントを使って購入していたのだけど、まったくと言っていいほど、手をつけずにいたもので。
以前ピチカート・ファイヴでリリースされていた同名の曲の焼き直し。なのだろうか。ここで唱われている「悲しみ」というのは本来の「悲しみ」を消化して寧ろ、ユーモアのように感じてしまう。
このアルバム、相当暗い。それでもボクは「ひとり」という曲がボクのようでなんだか好きで、たぶん先日亡くなったフランソワーズ・サガンの小説のタイトルと同名の「悲しみよ、こんにちは」もやはり好きな曲だ。
人生はそれほど楽しくない、どうやってこれからヒマを潰して行くのだろうか。ここを見ると眠りに就くとき暗闇の中でそっと囁く夏木マリの声。というようなコピィが現れるけれど、しかし、このアルバムを眠りに就く前にまだ聴いたことがない。
あなたはなぜそんなに怒っているのか、あなたはなぜそんなに優しいのか、あなたはなぜそんなに退屈なのか。